人気ブログランキング | 話題のタグを見る

30才の夏休み

2010年夏、猛暑。明日はぐっと気温が下がるのだが。。。
河口湖の夏といえば数年前までは30度を越える日なんてほとんどなく、お盆にもなれば、
ひと夏の甘酸っぱい思い出も夜空の彼方へ飛んで行き、来るべき極寒の冬に向け、せっせと
準備をするのだが。(8月にこたつを出す人もいたみたい)
連日のピーカン&30度越えで身も心も植物もまいってしまったよ。(暖地の方、すいません。)
具体的に言うと、
 ・とにかく乾く。こんなに水やりが大変な夏は今までにない。
 ・そして花が枯れる。水切れで枯れることはめったにない。
 ・花が溶ける。暑さで植物が消滅してしまうのです。
 ・花が売れない。例年よりかなり出荷が遅れている。ようやく動き出したけれども。

細かい所を言い出せばまだまだ沢山あるのだけど、長くなるので。。。
良かったとこはないのかと考えてみると、
 ・女子が薄着になる。でも見ている余裕がない。
 ・富士山がキレイ。
 ・ビールがうまい。

と、言う具合に花栽培とは関係のないことばかり。
******************************************

そんな中、先週30才になった。なった直後に、ある方からとても素敵なメッセージをもらった。

おめでとうございます。おっさんの国へようこそ。もう色々とはずかしがらずにいいんですよ。

泣いてもいいんだよ。と、言われたようなきがして、翌日、泥酔。三回リバース。
よい30代のスタートが切れました。
あれっ、夏休みって関係ないか。休みないし。。。
スローガンはいつでもこれで。

30才の夏休み_b0209637_22553821.jpg

# by kodachigarden | 2010-09-14 22:57  

はじめまして。

俺は、河口湖町、小立、育ち、悪そうなヤツはだいたい友達、俺のじいちゃん渡辺りいち。
韻を踏んでみました。はじめまして。小立ガーデンの三代目、渡辺吾郎と申します。
花生産農家です。世間にあまり仕事内容が知られていない仕事。
花を育てるというのはとても大変で、

春が来れば、死に物狂いで種をまき。
夏が来れば、レジャー客を横目に、水をまき。
秋が来れば、出荷に追われ、放心状態。
冬が来れば、雪でハウスが潰れる。

サタデーナイトで羽目をはずして、サンデーモーニングにハウスの中がゲロまみれ。

などなど、まあ、毎日休みなく働いているわけです。それでもぱっと開いた花に感動したり、
お客さんの喜びの声を聞いたりと、嬉しい気持ちになるんです。

花を作る仕事のことや、日々感じていることを、皆さんに伝えられたら幸いです。

# by kodachigarden | 2010-09-12 23:25